西宮常盤の家
(店舗併用住宅)改築工事

暗い中廊下型住居から、開放的で明るく健康的な住居に!

鉄骨造3階建の建物の1階で電設資材の販売・卸の店舗事務所を営み、その2、3階を住居としているご夫婦と息子さん2人。その住まいは薄暗く、何かと不便な間取りでした。
出来る限り、便利で快適に、そして健康に暮せるようにと、まず、2階と3階の住居部分を改築することにしました。
そして、トップライトの光をふんだんに取り込み、太陽光が溢れ、風が流れ、かつ、住みやすい空間へと大変貌いたしました。

改築前

2階にはダイニングキッチンと浴室、洗面トイレ、8畳の和室があり、暗い中廊下を介してそれぞれの個室が繋がっており、3階の個室3室と4.5帖の和室も中廊下で繋がっていました。
屋上は急な階段を上がって、洗濯干し場になっており、また、1階の事務所と住居の行き来は玄関から、一旦外部に出て行き来していました。

改築後

3階の床スラブを可能な範囲で撤去し、吹き抜け空間をつくり、屋上への階段室と、ペントハウスを広げ、その屋根に開閉式トップライトを設けて、広々とした明るい2階の居間をつくりました。
電動開閉式トップライトを通して、太陽光が降りそそぎ、風も良く通ります。
また、床や、テーブル、家具に、垢の木材をふんだんに使うことで、安らぎのある空間にもなりました。
事務所部分と住居部分に内階段を設け、行き来が大変便利になったので、生活に時間の余裕もうまれ、より、豊かな日々を過ごしていただけるようになったようです。