広く感じさせる方法

居間は12帖くらい欲しいとか寝室は8帖以上欲しいなど、
部屋の広さはその部屋の床面積で伝えるということが一般的です。
しかし、これは単に床面積の広さを現す数値だけなので、実際に感じる広さは
同じ帖数でも、違ってきます。
つまり、部屋の広さは、人間の脳が色々な情報処理をして感じる感覚なのです。
なので、どのように脳に感じさせるか、また、錯覚させるか、と言う視点から、空間を造っていくことも大事になってきます。
窓の高さや幅と部屋の空間の関係性、人の視線と空間の抜けや開口との関係性、天井の高さと部屋の広さの関係性、空間の色彩、材質、形やラインの方向性など、色々な要素によって、人が感じる広さが変わってきます。
実際、利休の造った2畳敷の茶室 『待庵』の中に入ると、二畳とは思えない広さを感じます。

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